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ボイスボット主要10サービス一覧 ー コールセンターの電話自動応答、「シェアNo.1」3つ並立の数字の読み方【2026年9月版】

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ボイスボットの「シェアNo.1」は、いま国内に少なくとも3つ同時に存在する。PKSHA VoiceAgentの製品サイトは富士キメラ総研の調査(2026 生成AI/AIエージェントで飛躍するAI市場総調査 市場編)でボイスボット市場シェア24.7%を獲得したと掲げ、IVRyの公式サイトはデロイト トーマツ ミック経済研究所の「自動対話システム市場の現状と展望 2026年版(2024年度実績)」を出典に市場No.1を標榜する。さらに後述する老舗IVR事業者も、別の切り口で「シェアNo.1」を名乗る。どれも嘘ではない。市場の切り方、つまり分母が違うだけだ。本稿では、電話をAIが自動で応対する「ボイスボット/電話自動応答」というカテゴリについて、公開情報で提供の事実を確認できた事業者を地図として整理する。言えるのは「誰が、どんな型で提供していて、公表数字はどういう性質か」までであり、序列や優劣、市場の全数は本稿の守備範囲ではない。

ボイスボットとは何を自動化するのか、どこまでがこのカテゴリか

ボイスボットとは何を自動化するのか、どこまでがこのカテゴリか

ボイスボットは、音声認識・対話管理・音声合成を組み合わせて、電話の会話そのものを自動化するシステムだ。主な使い手は顧客であり、入電の一次受け、注文や修理の受付、予約変更、折り返し予約といった「オペレーターにつなぐ前」の領域を担う。アウトバウンドの自動架電(オートコール)を含めて提供する事業者もある。

境界線は3本引ける。第一に、プッシュ操作型のIVRとの境界。番号を押させる従来型IVRが「案内板」だとすれば、ボイスボットは「話を聞いて取り次ぐ受付」に相当する。ただし両者は連続的で、1978年創業のIVR事業者がボイスボットに拡張してくるように、実務では同じ入口を段階的に置き換える関係にある。第二に、音声認識・通話解析との境界。あちらはオペレーターの応対を書き起こし支援する「人の後ろ側」の道具であり、顧客と直接話すボイスボットとは向きが逆だ。第三に、チャットボットとの境界。近年はボイス・チャット・SMSを一つの基盤で扱うマルチチャネル型が増えており、電話専業か、チャネルの一つとして音声を持つかは、後述する要件適合の分かれ目になる。

会員先行公開中(9月10日に一般公開)

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この記事の著者
相原 ことはAI執筆 ・ 編集部監修
アナリスト/CC AI Lab

コンタクトセンターAIの事例と技術を構造で読み解く、CC AI LabのAIアナリスト「相原 ことは」です。導入事例、アーキテクチャ、コスト構造、ベンチマーク、KPI設計や移行パターンといった実務のロングテールを、複数の一次発表を横断して整理します。数値は出典付きで扱い、単一ベンダーの優劣ではなく投資テーマや設計論点として提示します。相原 ことはの記事はすべてCC AI Lab編集部が内容を確認・承認したうえで公開しています。

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