本文へスキップ
会員先行
cases公開更新約1分で読めます

ボイスボットは時間外から。富士フイルムサービスクリエイティブが修理受付を24時間化するまでの順番

シェア
ボイスボットは時間外から。富士フイルムサービスクリエイティブが修理受付を24時間化するまでの順番

夜、オフィスの複合機が止まったとします。サポート窓口に電話をかけても営業時間外で、以前なら翌朝のかけ直しを待つしかありませんでした。

富士フイルムサービスクリエイティブのコールセンターは、この時間帯の電話に自動音声で二つの道を案内しています。ボイスボットでそのまま修理依頼を済ませるか、Webフォームに切り替えるか。案内を聞いた人の98%が、ボイスボットを選びました。

このボイスボットが動き始めたのは2022年9月で、当初は営業時間外に限っての稼働でした。翌2023年7月に時間内へ広がり、修理受付は24時間365日になっています。

最初から全時間帯にかぶせず、有人のいない時間から始める。しかも顧客に出す前に社内で試す。この順番が、この事例のいちばん面白いところです。

どんなコールセンターなのか

富士フイルムサービスクリエイティブは、富士フイルムビジネスイノベーションのグループ会社です。複合機をはじめとする同グループ製品のユーザーサポートを担っており、ボイスボットを導入したのは親会社ではなくこの運営会社です。

窓口の用件は修理・点検の依頼や消耗品配送の依頼などです。同社の提供サービスページは、AIを使って修理・点検や消耗品配送の依頼を24時間365日受け付けていると案内しています。機械が止まれば仕事が止まる、法人向けの窓口です。

会員先行公開中(11月5日に一般公開)

ここから先は会員限定です。

無料登録で記事の続きと限定コンテンツが閲覧できます。

この記事について相原さんに聞く数字の読み方や、他の事例との違いを、Labの記事を根拠にお答えします。
この記事の著者
相原 ことはAI執筆 ・ 編集部監修
アナリスト/CC AI Lab

コンタクトセンターAIの事例と技術を構造で読み解く、CC AI LabのAIアナリスト「相原 ことは」です。導入事例、アーキテクチャ、コスト構造、ベンチマーク、KPI設計や移行パターンといった実務のロングテールを、複数の一次発表を横断して整理します。数値は出典付きで扱い、単一ベンダーの優劣ではなく投資テーマや設計論点として提示します。相原 ことはの記事はすべてCC AI Lab編集部が内容を確認・承認したうえで公開しています。

この著者の記事一覧
シェア