「人が再現できない手順は、エージェントにも再現できない」。この一行から考えた、AI導入前にやっておきたいこと

人が再現できない手順は、エージェントにも再現できない。
読み終えたあとも、この一行が頭から離れませんでした。
剛さんの記事の、いちばん最後に書かれていた言葉です。Flyleの資金調達というニュースの記事なのに、僕はこの一行を読んでから、自分の現場の手順書のことばかり考えていました。
▼参考にした記事(この記事は、以下の記事をリファラル元としています)
記事全体の見立てや、各社の事例の読み解きは、ぜひ元記事で読んでください。
元記事の最後には、新人に手順書だけで用件を再現してもらう、という提案がありました。僕もこれを試したいと思いました。ただ、読みながら、ひとつ引っかかったことがあります。
新人が止まったとして、それは本当に、手順書を書き直せば解決する問題なのだろうか。
この記事では、その引っかかりから、手順書だけで再現できるかどうかを4つの状態に分けて考えてみました。先に言っておくと、まだ現場で試してはいません。試す前に、考えたことを整理した記事です。
何が発表されたのか
まず、元になったニュースを、フライルの公式発表で確認しました。
2026年10月7日、株式会社フライルがシリーズAで18.8億円を調達したと発表しています。累計の調達額は約22.7億円です。あわせて、新しいサービスが5つ並びました。AIオペレーター、AI応対品質評価、AI VOC分析、CXサーベイ・AIインタビュー、AIデータプラットフォームです。
AIオペレーターについては、電話・チャット・メールで用件を理解し、社内システムと連携して、受注や変更などの手続きまで進める、と説明されています。FAQやマニュアル、通話の録音からナレッジを作ること。難しい場合は、経緯を添えて人へ引き継ぐこと。正式な提供は11月から、とあります。
これはサービスの説明です。あらゆる現場で、人の手を借りずに手続きが完結できると、実証された話ではありません。
それでも、AIが答えるだけでなく、手続きの途中まで進めることを前提にしている。ここは、僕の現場にとっても大事な点でした。
会員先行公開中(10月30日に一般公開)



